会議報告

●2008年7月29日(火)/11:30〜
場所:船場アートカフェ  
出席者:青木恵理子・ 小林江美・佐久間新・佐々木宏美・佐藤高仁・中川(た)・HIROS・本間直樹・山崎晃男
報告者:本間
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■メーリングリストの管理について:現状を維持。現在39名登録
(44アドレス)
■今後について

義援金100万円ある。

フォーラム7の反応があまりない。どちらかだけが盛り上がっても 困るだろう。具体的なことがあれば人は集まるが、何もしなければ消え去ってし まう。半年に1回でも何かをする。例えば5/27に公式イベントを打 ち、あと1回は飲み会とか徹底討論とか、合宿とかを開催する (HIROS)

インドネシアに留学中の日本人(マルガサリメンバー)についてメーリングリストにも入ってもらって、現地との連絡役になっても らったほうがいいのでは?

加藤まみさんとのつきあいをどうするか

■ニティプラヤンのオンさん(中川)
「こどもたちのための公演をやって欲しい」という声がある。交流 を続けようという意思はある。マルガサリとしても、ガムランエイド(GA)の延長線上においてやる つもりである。

ガジャマダでの次回セミナー(中川)
ドノさんの提起によって「ネットワーキング」についてのセミナー を来年1月に開催する。

■課題2つ(青木)
インドネシア側との関係:フォーラム7以外にもオンさんのような 人との関係を深めていく
ガムランエイド内部の問題:合宿的なものを通して定期的に交流をもつ
交流ではなく、支援をどのように続けていくのか、という問題を先 に考えるべき

インドネシア側の文化的な発展につながる活動をわれわれができれ ばよい。あちら側も地震が落ち着いて困っているのだろう。
スモヨ村のような芸術が好きだけれども普通の人たちがいる村で、 芸術活動をしたいという声がある。自分たちの村にガムランエイドのような団体が来ること自体が刺激 となる。現地での活動のための最低の資金は必要。

■義援金について
預金の利子をうまく運用できないか。日本で100万円もっておくことをの意味が分からない。どうい うように使われようが、速やかに現地送って助成金を運用して何か することを提案してはどうか。義援金を払った人に対して詐欺に なってしまう。活動費を公演収入によってプールするのはいい。

ジョハンによれば、お金の分配の仕方が悩みの種。全員に行き渡ら ないとか。スモヨ村の経費は2万円もかかっていない。

HIROS
やりたいという人たちがプロポーザルをフォーラム7に出してお金 を出してはどうか。年間5件の活動に対してお金を出すようにする。(1年10万)

中川
フォーラム7にプロフェッショナルなアートマネジメントの専門家 がいない。ジョグジャカルタにはそのような人材はいない。自分の やりたいことをやる人はいるが、公的な活動を支える人はいない。 オンさんは自分の村のことはするけれども、それ以外のことはどう か分からない。
(亀井純子文化基金の島田さんの例:http://www.gallery-shimada.com/ kamei.html)
GAがこういうアートマネジメントの基盤を築いていく動きになって ほしい。文化政策に近い仕事(プリヨさん、タマンミニ、ジョクジャ館の館長、ネットワーク作 りに従事している)
自分のもっているチャンネルを使ってやるのではなく、いろんな ニーズを調査しながら、お金をどのように運用すればよいか、持続 的に考えるプロフェッショナルを教育する必要がある。パートナー シップのなかで、やり方を教えていく。

アドバイスできる人を現地に送り込んでセミナーを開いてはどうか。

HIROS
小出し方式は旦那っぽくていやだ。実際は公平ではあり得ない。亀 井純子基金の場合も、偏った個人的なネットワークのなかで助成金 が出されている。公平に基金として使ってもらってもいいのではないか。インドネシ アで結果大きな問題が起きるかもしれないが、公平性を担保すべき ということまでわれわれがコミットメントして口出すべきでもな い。公平性とは彼らの問題。アートマネジメントという一般的な問 題にまで手を出すべきではない。義援金集めるのはもう終わった。

佐久間
緊急の援助は一段落し、若手育成などの次のステップに進むことに ついては意思が確認された。フォーラム7のメンバーは、それぞれの業界のトップにいるから、 その位置を使って活動を活性化することができる。

山崎
あくまでも現地のニーズに応えるべき。フォーラム7がアートマネ ジメントが必要だとみなせば、こちらから動くこともできるだろう。

中川
ISIにアートマネジメントのコースができる。義援金を使ってそれと リンクした活動ができないか。

佐久間
オンさんや加藤さんのような活動をしている人たちと出会う、田舎 と田舎がつながって新しい動きがでてくる。地震がなければ出会う のことがなかったメンバーが..

中川
中川がフォーラム7に(信頼関係はあるが)物足りなさを感じてい るのは事実。今まではほとんど口を出していない。現地には個人的な知識や経験はあるけれども、共有されたり、ストラテジーとなったり、体系化された知識にはなっていない。そうい
う意味で過渡期である。日本の方式を導入してもダメ、いっしょに 助けることができないか。社会の弱者をどのようにしてエンパワー して、現地の人たちにインパクトを与えることができるか。

100万円を送りたいと思うが、どうするか、と聞いてみてはどうか。

中川
震災復興支援から文化交流に移行するタイミング(現地に聞いてみ
てもいい)をどう計るか。
どういうかたちで活かされているのか実際に調べたい

佐々木
長田区の例:面白いと思う人が集まるのは容易だが、アート活動も 必要なのだと住人が思うのに13年かかる。

HIROS
時間に迫られて話し合うのではなく、温泉にでもつかりながらじっ くり話し合ってはどうか。

前回来年インドネシアに行くことは決まった。次のアクションのた めにすぐに動き出すべきでは?

次回会議 9月16日9時から 本間あるいは下田による議長のも とで話し合い

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