被災地への支援 報告 1
(2006/08/12 中川真)
すでにプロジェクトメンバー佐久間新さん(2006/7/14〜17ジョクジャカルタ訪問)を通して、20万円を現地のフォーラム7(ジャワの対応グループ)に届け、支援が開始されました。
これに対し、フォーラム7より今後の支援計画や現在の支援状況について報告がありました。
本格的な活動は9月からですが、準備的なものとして以下のような活動を始めています。
短期的支援:
被災し職を失ったガムラン演奏家を集めて臨時のグループをつくり、練習、演奏などを行う。これは、ガムラン演奏家への支援である。また地震をテーマとした新作もつくられ、インドネシア芸術大学(ISI)の協力を得て録音を行っている。これをCD化して販売し、収益を支援にまわす予定である。
長期的支援:
ジョクジャカルタ郊外のバントゥル、ウォノサリ地域で、被災のために停止したガムラン活動の再開のために支援する。被災関連のガムランイベントに出演する。これについては現在、ジャワで長雨が続いているため練習場所に支障をきたし、一時中断中である。
以上の、活動の骨子は、芸大教員や放送局専属の音楽家のように、安定的に給料を得ている音楽家、舞踊家ではなく、村々での「非収入型」の(高い技術をもっている)ガムラン音楽家に的を絞った支援である。また、バチの損傷などに対しても新しいモノを購入するなどの活動も始めている。
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